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立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)
アクロスウイング棟 熱源設備

実施概要


立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)
アクロスウイング棟
発注者 学校法人立命館
実施期間
2008.12~2008.4
2008.4以降は定期レポート

熱源システムのコミッショニングを実施し、ガス吸収式冷温水機が稼働率50%以下で運転される頻度が多いこと。冷温水ポンプは建物側が要求する流量よりも過剰な冷温水を送水しており、多く
の搬送ロスが発生していることが確認された。
熱源システムの省エネルギーを目的とした改善対策として、2008年に冷温水ポンプの小容量化とインバータ制御、冷却水ポンプのインバータ制御、ガス吸収式冷温水機の低負荷運転回避制御(0台運転制御)を行った。

本熱源システムは、対策実施当時(2008年)、1997年竣工後10年しか経過しておらず、今回更新した冷温水ポンプには機械的な問題はなかった。
通常、機器が使えるうちはできるだけ使用すると考えるのが設備保全の考え方であるが、今回のポンプ更新は省エネルギーのために実施したという点が特徴的である。

本対策で実施したポンプの更新は早めに更新することが、大きな省エネ効果が得られると判断して行われた

もし竣工後の早い段階(2~3年後)で運転状況を分析し、今回と同様の対策を実施していれば、累積のエネルギー浪費分を大幅に削減できていたと思われる。本事例は、設備の耐用年数や故障を待つのではなく、省エネルギーという観点で早めに諸対策を考え、必要に応じて実施していくことが非常に重要になることを示した。

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対象設備概要

  • 立命館大学びわこ・くさつキャンパスの建物(1997年3月に竣工、建物用途:図書館、図書事務室、研究室)、地下1階、地上7階、延床面積22,800m2 の熱源設備
  • ガス吸収冷温水機(280RT)2台のワンポンプシステム

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実施事項

1. BEMSデータの解析と省エネ対策案の立案


2. 省エネ対策工事の実施

【対策内容】

  1. 冷温水ポンプの小容量化とインバータ設置
  2. 冷却水ポンプにインバータ設置
  3. 熱源システム自動制御改善
  • ワンポンプシステムポンプインバータ制御,改良往還バイパス弁制御(70%にダウンサイズ)
  • 熱源低負荷運転回避制御(熱源台数制御0台運転制御)
  • 冷却水ポンプインバータ制御

3. 実施後効果検証業務(1年間+その後、月毎に効果レポート提出3年以上)


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実施スケジュール

既存機能性能検証・
対策検討期間
2007年9月~2007年12月(BEMSデータの解析・現場実験・計測)
省エネ対策工事期間
2008年2月20日~3月25日
効果検証期間 導入初年度検証 : 2008年4月1日~2009年3月31日(1年間)
2年目以降の検証 : 2008年5月~ 月毎に定期レポート

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対策実施コスト(受注金額)

¥12,600 [千円/年]

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対策効果

年間エネルギー削減効果(2007年(実施前年)比2008年(実施後))

エネルギー消費量
削減量
電気 / 220,070 [kWh] ガス / 10,149(m3)
1次エネルギー換算
3061 [GJ/年](換算係数:9.76MJ/kWh,45MJ/m3)
削減コスト 3,554 [千円/年](換算係数:電気/12円/kWh,ガス/90円/m3)
単純償却年数 3.55 [年]

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対外発表(学術論文・雑誌・シンポジウム/セミナー等発表)

森岡泰雄,松下直幹他
「立命館大学におけるBEMSを活用した熱源システムの省エネルギー対策事例」
月刊省エネルギーVol.61 / No.8 2008.8月刊省エネルギー

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