導入事例

京都駅ビル コミッショニング事業 テナント現地計測・分析業務

実施概要

建築設備コミッショニング協会(BSCA)が、京都駅ビル開発株式会社から設計時のコミッショニング受託事業として受託した、京都駅ビルの熱源及び空調システムのリニューアル設計コミッショニング業務の一環として行われた、エネルギー消費量割合の高いテナント(百貨店、ホテル)の諸設備の計測及びデータ分析業務を実施した。

発注者

京都駅ビル開発 → きんでん・アレフネット

実施期間

2011年11月から2012年3月

対象設備概要

テナント変電所配電盤、サブステーション諸設備他、照明設備

実施事項

  1. テナント変電所配電盤主幹ブレーカ二次側の電力計測を行い、設備区分別電力消費量仕訳を実施した。
  2. 空調熱源設備のテナント側サブステーションのポンプ電力、圧力等の計測及び分析を行った。
  3. 各所照度測定と器具種別数量の拾い出しをし、照明をLED化した場合のコストと電力削減ポテンシャルを推定した。
  4. その他、テナント別に特化した設備(百貨店:冷凍・冷蔵設備、ホテル:宴会場設備)の省エネ対策提案を実施した。

対策実施コスト(受注金額)

※非公開

対策効果

  • 各テナントの設備区分別電力消費量内訳詳細を明確にした。
  • 各テナント別に、省エネ対策案を提示し、その実施コスト概算とエネルギー削減ポテンシャルを推定値を示した。

対外発表(学術論文・雑誌・シンポジウム/セミナー等発表)

  • 森浩司、吉田治典、鈴木隼人、松下直幹他:空調システムエネルギー計算シミュレーションソフト(ACSES)のコミッショニングへの応用 第2報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(1) 運転分析事例と問題点の整理
  • 鈴木隼人、吉田治典、松下直幹他: 同上 第3報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(2) シミュレーションモデルの構築と精度検証
  • 松下直幹、吉田治典、鈴木隼人他: 第4報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(3) シミュレーション結果に基づく対策手法の検討

以上、3論文は、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集pp.2429~pp.2540,2012.9.

  • N. Matsushita, H. Yoshida, H. Suzuki, Application of the Air-Conditioning System Energy Simulation for Commissioning (ACSES/Cx) TOOL to HVAC System Commissioning Part 2: Application to the Substation of a Heat Source System with Bleed-in Control, 13th International IBPSA Conference, 2013

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京都駅ビル 冷熱源システム レトロコミッショニング

実施概要

京都駅ビルの冷熱源設備とこの熱源設備から供給される冷水の受入施設(サブステーション)を対象としたレトロコミッショニングを実施する。コミッショニングチームは、CA(コミッショニングオーソリティー)を当社の担当者が務め、メンバーに京都駅ビルの設備保守管理を行っているジェイアール西日本総合ビルサービス(JR-BS)、JR-BSからの発注で自動制御保守を担当しているアズビル、京都駅ビルの電気設備工事を行ったきんでんで構成し、建物オーナであり、本コミッショニング事業発注者である京都駅ビル開発と協議しながら実施している。過去のデータや諸実験を基に、月別、外気気温帯別に熱源設備、サブステーション全体でエネルギーを最小にする最適な設定値群(設定レシピ)を探り出す。業務開始後2ヵ月となるが、建物オーナ(京都駅ビル開発)主導で、ビル管理業者(JR-BS)、保守メーカ(アズビル)をコミッショニングチームとして構成したことにより、現場実験、計測等がスムーズに行える状況なった。コミッショニングは、チーム構成が重要であることを再認識した。

発注者

京都駅ビル開発 → きんでん・アレフネット

実施期間

2013年10月から2014年3月(予定)

対象設備概要

冷熱源設備及びそのサブステーション(6箇所)

実施事項

  1. 冷熱源設備、サブステーションの冷水ポンプ設備の自動制御設定値の組み合わせを、諸実験を通して同定する。
  2. 過去のBEMSデータや現場実験結果と各所現地計測データを元に、設定値のあたりを付け、月1,2回のチューニング作業を実施し、最終的に時期、外気条件等に対応する設定値レシピの作成を行う。本業務以降は、ビル管理の方に、この設定値レシピに基づき運用してもらい、継続的な省エネを実践してもらう考えである。

対策実施コスト(受注金額)

※非公開

対策効果

  • 現在継続中であるが、熱源設備及びサブステーション搬送ポンプの電力消費量の削減を実現する。(実施継続中)

対外発表(学術論文・雑誌・シンポジウム/セミナー等発表)

  • 森浩司、吉田治典、鈴木隼人、松下直幹他:空調システムエネルギー計算シミュレーションソフト(ACSES)のコミッショニングへの応用 第2報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(1) 運転分析事例と問題点の整理
  • 鈴木隼人、吉田治典、松下直幹他: 同上 第3報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(2) シミュレーションモデルの構築と精度検証
  • 松下直幹、吉田治典、鈴木隼人他: 第4報 還水温度補償制御を有する冷水搬送システムへの適用(3) シミュレーション結果に基づく対策手法の検討

以上、3論文は、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集pp.2429~pp.2540,2012.9.

  • N. Matsushita, H. Yoshida, H. Suzuki, Application of the Air-Conditioning System Energy Simulation for Commissioning (ACSES/Cx) TOOL to HVAC System Commissioning Part 2: Application to the Substation of a Heat Source System with Bleed-in Control, 13th International IBPSA Conference, 2013

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