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研究開発事例

個別分散空調システムの適正設計及び制御法に関する研究

研究・開発委概要

近年,中小規模建物の多くで,個別分散空調システムが採用される傾向がある.その中でも電気式空気熱源ヒートポンプビル用マルチエアコン(以下,EHP)は,部分負荷効率の向上も相まって,省エネに寄与するとされている。しかしながら,処理熱量や機器内部の状態値を把握することは容易でないため,設置後の性能検証は極めて難しく,仮に過大な容量選定がなされ非効率な低負荷率運転が続いていたとしても,これに気付くことは少ない。また,通常,運転制御は機器に内蔵されたメーカ独自の方式によるため,設計者が意図する運転の実現は容易ではない。このような背景から,本研究ではEHPの適正な容量設計と運転制御技術の双方について検討を行い,省エネルギーと室内環境維持を両立した真に適正な個別分散空調システムの制御法の開発を行っている。

【開発制御法の概要】

研究・開発委託元

関西電力

共同研究者

関西電力土木建築室建築エネルギーグループ

研究期間

2011.5~2014.3(予定)

研究成果・意義等

本制御によるEHP高効率運転制御は,冷房・暖房時ともにCOPの向上が見られた。本制御を三菱電機製、ダイキン製、パナソニック(旧三洋電機)製の3社のEHPメーカに対応できるようにしており、汎用的に使用できる制御法となっている。 GHPに対しても、パナソニック製であれば導入可能である。

対外発表(学術論文・雑誌)

  • 空気調和・衛生工学会
    1. 藤村昌弘,田口雄一郎,石田直哉,松下直幹,松尾浩:個別分散空調システムの適正設計及び制御法に関する研究(第1報)高効率運転制御法の開発と冬季運転検証,空気調和・衛生工学会学術講演論文集(2012.9)
    2. 藤村昌弘,山口弘雅,岩井良真,松下直幹:個別分散空調システムの適正設計及び制御法に関する研究(第2報)高効率運転制御法の効果と室内環境への影響,空気調和・衛生工学会学術講演論文集(2013.9)

特許等

無し

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