研究開発

研究開発事例

EMSによるエネルギー最適制御に関する研究

研究・開発委概要

昨今の電力供給事情を反映し、電力平準化の取り組みは、電力供給側は安定供給、需要家側は電力コストの低減と、その目的は異なるものの共に重要な関心事となっている。電力平準化を実現するための技術は、太陽光発電を始めとする自然エネルギーの利用、夜間電力を有効に活用する蓄熱・蓄電システムなどがある。これらの技術を単体で利用するよりも、複合して活用すれば、より高い電力平準化効果が得られる可能性がある。しかしながら、複合利用の場合は、多くの運転パターンが考えられ、刻々と変化する建物内外の環境の中で、常に人が適正に判断しながら運用することは極めて難しい。そこで本研究では、電力平準化のための諸システムを最適に制御し、需要家の利便性・企業活動を損なうことなく、電力需給の安定化と需要家のエネルギーコスト最小化を同時に実現できるエネルギー管理システム(以下、EMS:Energy Management System)の開発を目指している。

【研究システム】

【開発体系】

研究・開発委託元

関西電力

共同研究者

関西電力エネルギー利用研究所

研究期間

2012.10~2015.3(予定)

研究成果・意義等

現在(2013年5月)は、予測システムを用いて各サブシステム設備を制御し電力平準化を行うEMS研究システムを構築した段階である。EMS制御は、蓄熱システム、太陽集熱器を用いた新給湯システムで可能な限り単体で平準化運転制御を行い、PV発電を利用しつつ、最終的に受電デマンドの凸部分を蓄電池システムの放電で平準化するという考え方である。この研究システムを用いて、2013年6月から実証検証を行う。

対外発表(学術論文・雑誌)

  • 空気調和・衛生工学会
    1. 松下直幹,藤村昌弘,伊達茂雄,西山忠,松尾浩:電力平準化のためのEMS研究開発(第1報)EMS研究システムの構築,空気調和・衛生工学会学術講演論文集(2013.9)

特許等

無し

このページの先頭へ